約 203,795 件
https://w.atwiki.jp/masukomi/pages/52.html
朝日新聞を批判した元朝日記者 稲垣武さんは元「週刊朝日」副編集長です。 稲垣氏の代表作は「悪魔祓いの戦後史」だったといえます。戦後の日本で左に傾いた 言論の虚構や虚偽を実証的にあばいた本でした。 稲垣氏の死は、朝日新聞はやはり報じませんでした。氏のご冥福を祈ります。 (産経抄より) 75歳で亡くなった稲垣武さんは「週刊朝日」副編集長などをつとめた元朝日新聞の記者である。だがその真骨頂は退社後のマスコミの比較批判にあった。 特に「文化大革命」期の中国報道など、朝日の論調に対する批判には容赦がなかった。 産経新聞との本格的つきあいは、平成7年9月から約2年半書いていただいた「紙面批評」に始まった。その窓口役をつとめたのだが、産経の北朝鮮報道などを評価しながら、なお不満な点を鋭く指摘される。その揺るぎない視線にはいつも恐れ入った記憶がある。 もうひとつ、感服させられることがあった。原稿に「剔抉(てっけつ)する」「猖獗(しょうけつ)を極める」「諧謔(かいぎゃく)」など戦後生まれには読み書きできない用語がポンポン出てくる。「あばく」「盛んだ」「ユーモア」などと換えてみても、稲垣さんの文章にはやはり元の言葉がピッタリきた。 一世代前の新聞記者の教養というものだろう。それに、戦後こんな漢字を放逐してしまった国の文化行政や、これに黙って従ったマスコミへの稲垣さんの批判が込められていたような気もする。根っから反骨精神に満ちたジャーナリストだった。 平成8年に始まった月刊誌「正論」の「マスコミ照魔鏡」は一昨年6月、病気でやむなく降板となった。その直後、自宅でやはり朝日新聞OBの本郷美則氏と対談した。中身は「なぜ朝日の偏向報道はやまないのか」として20年11月号の「正論」に掲載された。 稲垣さんは酸素吸入をしながらの対談だったという。 憲法9条に依存する朝日を「独りよがりだ」と批判しこう結んだ。「(北朝鮮の日本への武力攻撃を)阻止しているのは九条ではなく日米安保です」。遺言として受け止めたい。
https://w.atwiki.jp/goyo/pages/949.html
メディア関係 683 名前:地震雷火事名無し(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/01/24(火) 19 14 53.19 ID ruf7NkyL0 [2/4] 朝日新聞 2012年1月24日 東京夕刊9面 原発とメディア73 容認の内実33 必要条件か、努力目標か 朝日新聞の社説は原子力開発について、しばしばその拙速を批判しつつも、一貫して容認してきた。1970 年代に社内向けに登場した「イエス・バット」(条件付き容認)の言葉は、それが手放しの容認でないことを示 したことに意味があった。 しかし、それはあいまいな言葉でもあった。バット以下の条件が満たされない時、イエスはノーに変わるの か。それともバット以下は努力目標であって、イエスはどこまでもイエスなのか。どちらをとるかで原発と切り 結ぶ緊張度は全く異なる。 「イエス・バット」を打ち出した元論説主幹、岸田純之助(91)に会い、尋ねた。 「バット以下は、必要条件ですか、努力目標ですか」 岸田はちゅうちょなく答えた。 「努力目標だ」 朝日新聞が原子力報道研修会を開いた79年8月当時、東京本社編集局長だった中江利忠(82)=のち社 長=は「『ノー・バット』ではだめなのか」と考えてきた。手放しの推進はノー、安全性などが十分確認される 限りにおいて容認するという立場だ。 「社論と事実報道は別だということが徹底されるべきだった。行政や電力会社が隠そうとする事実や問題 点を暴くのは新聞の使命。先に『イエス』ありき、で原発報道が緊張を欠いた面がある」 青森県むつ市長として国の原子力政策に慎重な態度をとった菊池渙治は「防災対策を、原因者負担でや ることを求めただけで、(私は)反対派市長とされた」と述べたことがある。原子力関係者は、当然批判される べきことでも、批判を受けると、その批判者を原子力に対する反対者とみる。「(原子力関係者の)この姿勢 が真にあらたまらない限り、原子力開発の進展も、国民的合意もあり得ない」と菊池は論じた(朝日ジャーナ ル81年10月16日号)。 批判と反対は違う。原発を監視し、問題のある事実を報道するのは、ジャーナリズムが担う社会的責務だ。 及び腰になる理由はない。その責務をジャーナリズムは、また朝日新聞は、どこまで果たしてきたか。 「イエス・バット」のあいまいさを深く問い返すことなく、私たちは、2011年3月11日を迎えた。 (編集委員・上丸洋一) ―― 東大話法 規則15 わけのわからない見せかけの自己批判によって、誠実さを演出する。 規則20 「もし○○○であるとしたら、お詫びします」と言って、謝罪したフリで切り抜ける。 に↑に該当するような気もするけどw まあ岸田純之助disりには限界もあるのかもしれんけど、よくやったな。 この調子で御用科学医療部もせいぜいdisってくれよ、あいつらは間違いなく人民の敵だろうw 712 名前:地震雷火事名無し(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 00 02 10.37 ID lDp1MkBs0 朝日新聞 2012年1月25日 東京夕刊10面 原発とメディア74 容認の内実34 実態暴いたルポライター 朝日新聞が原子力報道研修会を開いた1979(昭和54)年夏、当時38歳のアサヒグラフ編集部員 藤沢正実(71)は、57歳の漫画家水木しげる(89)、31歳のルポライター堀江邦夫(64)とともに東京 電力福島第一原発とその周辺を見て回った。 水木のイラストと堀江のペンで「原発の闇」を描き出してもらおう、というのが藤沢のねらい。当時、 堀江は、福島第一原発、福井県の日本原子力発電会社(原電)敦賀原発などで下請け労働者として 働いた経験を現行にまとめている最中だった。 その情報を得た藤沢が、堀江に声をかけた。 完成した水木のイラストは目をみはる出来だった。堀江の文章とともにアサヒグラフ79年10月19日号 と26日号に掲載された。 直後に堀江の著書「原発ジプシー」が出版された。ずさんな安全管理、教育訓練の不備、過酷な作業、 放射線汚染の可能性がある水をぞうきんで拭く労働者……。 藤沢は、敦賀原発の内部にはいる(アサヒグラフ81年5月15日号)など、その後も現場取材を続けた。 しかし、朝日新聞本紙の記者が、原発の下請け労働者に取材してその実態を書くことはほとんどなかった。 81年3月30日、原電と岩佐嘉寿幸(いわさ・かずゆき)の間で争われた原発被曝訴訟の判決が大阪地裁で 言い渡された。右ひざの皮膚炎について判決は「かなりの程度に放射線皮膚炎を疑わせるものがある」が、 敦賀原発で被曝したと認めるに足る証拠がないと結論づけた。 朝日の大阪社会部記者、泊次郎(67)は解説記事(30日付夕刊)で指摘した。 「放射線は目に見えない。症状が出るには時間がかかる。よく似た症状が他の原因でも起こる。しかも 被ばくを立証するデータはすべて電力会社の手にある。不利な立場にある被害者にどの程度の立証が 求められるかは、今後も問われる」(要旨) 原電の総務部長は判決後に語った。 「(岩佐が作業した71年)当時も最高水準の技術で管理に当たってきたのであり、手落ちはなかったと確信している」 判決直後の4月以降、敦賀原発の事故隠しの実態が次々と明らかになっていった。岩佐の訴えは高裁、 最高裁でも退けられた。原発が情報を独占し秘匿する構造は今日まで変わらずにきた。 (上丸洋一) 原発が情報を独占し秘匿する構造は今日まで変わらずにきた。 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ´∀`)< オマエモナー ( ) \_____ | | | (__)_) 714 名前:地震雷火事名無し(静岡県)[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 00 50 17.14 ID GMki1mJH0 [1/2] 712 いつも書きおこし乙 樋口健二さんの本で読んだけど、ニセ患者呼ばわりして岩佐さんを激怒させたのって大熊由紀子だよな 図書館で借りて読んだのでハッキリ提示できないが、樋口さんが岩佐さんのところに取材にいったら 大熊の失礼な記事にオカンムリで、取材させてもらうまで大変だったとか 岩佐さんの皮膚炎が放射性なのかはさておき、病気で苦しんでいる人に対してニセ患者呼ばわりした 同じ口で福祉ガーとか言うか、大熊は しかし、朝日新聞本紙の記者が、原発の下請け労働者に取材してその実態を書くことはほとんどなかった。 ほとんどなかったが実際に書いた数少ない例 "大熊が岩佐さんをニセ患者呼ばわりして激怒させた"ってちゃんと書けやw 715 名前:712(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 01 33 11.73 ID T1x60qB10 ほとんどなかったが実際に書いた数少ない例 "大熊が岩佐さんをニセ患者呼ばわりして激怒させた"ってちゃんと書けやw 別に朝日新聞をかばう積もりは毛頭ないのですが、岩佐さんが訴えた時に「核燃料」の取材を終えたばかりの 大熊由紀子が「放射線皮膚炎は考えにくい」とする旨の記事を裏を取らずに書いて岩佐さんをdisったエピドードはちゃんと載せていました。 それで岩佐さんが朝日新聞社に対して怒りと不信を抱いておられたことも。 朝日が原子力キャンペーンを張るにあたって大熊由紀子を抜擢して、数十回も連載を持たせ、 それが『核燃料―探査から廃棄物処理まで』(大熊由紀子,朝日新聞社,1977)になったことも書いてありました。 大熊の連載は科学部長の木村繁の直轄案件だったそうです。 まあ朝日新聞の自社への追求はそのレベルで終わりでしょうかね。 岸田純之助からは一応話は聞いているんだぞと書いてますけど、今井隆吉や当時の経営トップなど本当に都合が悪い話はスルーじゃないでしょうか? 実は、夕刊はほとんど読まないので連載の初めのほうはどうだったかはわからないのです。 そのへんは(三重県)さんがご存知かと思います。 716 名前:地震雷火事名無し(静岡県)[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 02 13 35.86 ID GMki1mJH0 [2/2] 715 大熊由紀子が「放射線皮膚炎は考えにくい」とする旨の記事を裏を取らずに書いて岩佐さんをdisったエピドードはちゃんと載せていました。 それで岩佐さんが朝日新聞社に対して怒りと不信を抱いておられたことも。 あ、そうなんすか 樋口さんの本では朝日に対してだけじゃなく、当初、マスコミ・ジャーナリスト全体に敵意剥き出しだったとか まあ朝日新聞の自社への追求はそのレベルで終わりでしょうかね。 岸田純之助からは一応話は聞いているんだぞと書いてますけど、今井隆吉や当時の経営トップなど本当に都合が悪い話はスルーじゃないでしょうか? なんというか、平常運転ですよね。太古の昔からクオリティペーパーっぽいことをやっているだけ、というか 都合の悪いことが起きると検証報道らしきものをするんだけど結局なんだかウヤムヤにしちゃうと言う 朝日新聞特有のことではなく劣化している組織の共通項みたいなもんでしょうけど(だからといって、個人が免責されるわけではないが) 729 名前:地震雷火事名無し(三重県)[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 17 48 59.87 ID E7vyfTTq0 715 私も夕刊を毎日読める環境ではないので…… たとえば11月に掲載された分は全然読めてません。というわけで、 そのへん(朝日上層部の動向?)の話がこの「原発とメディア」でどこまで 取り上げられているのかは、はっきりと言えません。 大熊由紀子登場後の連載は、ようやく実際の紙面で確認。 大熊の推進イケイケ発言(どこかネジが飛んでる)が著書以外からも拾われていて、 私は割と興味深く読んだ。たとえばこんなの。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 1/12 朝日夕刊 「原発とメディア」65 「容認の内実」25 (前略) 大熊は、資源エネルギー庁の原子力発電課長らが出席した専門誌の座談会で、 こう発言していた。 「地震がきた時、原子炉は完全でも、建屋にひび割れでも入って、その写真が 新聞、テレビに大きく出れぱ、人々は原発を受け入れなくなる。逆に、中がめちゃ くちゃでも、建屋が堅固で気密性が完全に保たれていれぱ、人々を納得させる ことができる。地震が安全性のデモンストレーションのチャンスにさえなります」 (要旨、土木学会誌78年4月号) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― あと、福島事故後の大熊の話を聞き出した( 533)のも収穫。 けっきょくあの人、表だって大声で言わないだけで考え方は全然変わってない。 その点を確認できた、という意味で。 ただ、大熊・木村繁・岸田純之助といった個人に責任をかぶせるだけでいいの? というのは 657で指摘されているとおり。 (たとえば原発推進広告の掲載が始まった話とかは、私の読んだ範囲の連載では 出てきていない。) それに、30年前、20年前の先輩の行状は追求できても、いま朝日も荷担している 安心・安全PRに何も言えないんじゃ反省になってないよな、とも思う。 それこそ、上丸洋一記者1人に多くを要求しすぎかもしれないけど……。 だからまあ、今の朝日の社内で少数派の記者が書けるのはこれが限界、 「原発とメディア」と「プロメテウスの罠」はその範囲内ではよくやってるのでは、 というのが今のところの私の判断です。 732 名前:地震雷火事名無し(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/01/27(金) 00 09 14.28 ID lOXb8EPF0 [1/3] 729 それに、30年前、20年前の先輩の行状は追求できても、いま朝日も荷担している 安心・安全PRに何も言えないんじゃ反省になってないよな、とも思う。 アメリカの新聞は誤報はおkだけど、嘘はアウト、完全にアウトで即刻退場だそうです。 同業他社もそんな奴は雇わないので記者生命は一巻の終わり。 (ソース。上杉隆ww、烏賀陽弘道ww) 原発問題もほとんどの記者たちはおかしい、あれは嘘だと気がついていたと思うんですよ。 特に311後は電力や電事連からの圧力は無くなったので何でも書ける。 なのに、朝日新聞(主に科学医療部)がやったことと言えば、放射能安全デマですからね。完全に終わってますよ。 朝日新聞「報道と人権委員会」(PRC)に法曹か大学の教員が訴え出て、科学医療部の一人くらい吊るさないと目が覚めないでしょう。 だからまあ、今の朝日の社内で少数派の記者が書けるのはこれが限界、 「原発とメディア」と「プロメテウスの罠」はその範囲内ではよくやってるのでは、 というのが今のところの私の判断です。 ほら、官僚が原発関連の審議会をドライブする際に、「プロレス的なパラダイム」wとして反対派を必ず数人は呼んで アリバイ作りにしているのと同じような気がするんですよね、朝日新聞に於ける『プロメテウスの罠』と『メディアと原発』が果たしている役割は。 朝日は人事制度だけではなくて、自らの無謬性を疑わず、外部からの批判を受け容れないマインドも実は官僚にそっくりなので。 (ソース、関西の某私大でメディア論を教えている大学教員、元毎日記者→出版、元産経の部長) 734 名前:地震雷火事名無し(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/01/27(金) 00 18 50.89 ID lOXb8EPF0 [3/3] 732 自己レス 朝日は人事制度だけではなくて、自らの無謬性を疑わず、外部からの批判を受け容れないマインドも実は官僚にそっくりなので。 (ソース、関西の某私大でメディア論を教えている大学教員、元毎日記者→出版、元産経の部長) わかりにくい喩えですかね?彼らが異口同音に言うことは、朝日の人事制度はエリート官僚のそれの擬制だということ。 地方から中央に上り詰めていくシステム、早くも40代で枢要なポストに就く人も出るところもそっくりで、 大学出たての若造が、地方に行くと、名刺一枚でお殿様でいられるところも似ている(これは烏賀陽弘道さんソース)と。 同期から役員が出ると本社に残るのはかなり難しいところもキャリア官僚のそれと瓜二つだと。 専門性を持ち、水俣病や薬害エイズや薬害肝炎を隠蔽してきた厚労省の技官が科学医療部に相当するんですかね? 743 名前:地震雷火事名無し(三重県)[sage] 投稿日:2012/01/27(金) 10 49 07.67 ID exfCgjrK0 [1/2] 732 官僚が原発関連の審議会をドライブする際に、「プロレス的なパラダイム」w として反対派を必ず数人は呼んでアリバイ作りにしているのと同じような気が するんですよね、 まあ、そんな感じかもしれませんね。 ETV特集とかNNNドキュメントとかANNテレメンタリーとかが夜中にひっそり アリバイ的に放送されてるのと似てるかな? 「原発とメディア」で興味深いのは、'70年代の朝日で「御用」っぽい記事が 作られたときの記者の振る舞いが細かく描写されていること。 軽水炉の安全性を疑問視する科学部の吉本光一。本紙では木村繁デスクに 却下され、『朝日ジャーナル』で書いたら北海道報道部に飛ばされる。 科学部の大熊由紀子。被曝労働者が訴訟を起こすと、原告本人に取材せず、 原子力村だけに取材して、「ニセ患者」だと印象づけるような記事を書く。 木村繁科学部長の発案で大熊が連載「核燃料」を執筆。木村も記事に手を入れる。 この連載を批判的に見ていた科学部の溝江昌悟記者の回想。 「ただ、科学部内では議論の機会はありませんでした。 私自身は、あのような記事は書くまいと思っていましたけれど」 調査研究室が「原子力共同研究班」を発足。キャップは大熊。 東京・大阪・西部・名古屋から集めた5人の記者で編成。 大阪本社から参加したのは泊次郎。伊方訴訟の取材をしてきた記者。 泊は初日に科学部の部会に呼ばれる。 「君は原発を危険なものと考えているらしいが、それは間違いだ」 この共同研究班は半年かけて社内資料「原子力発電の手引き」を執筆。 泊は「原子力発電と安全性」の章を担当。しかし大幅に改変されて(誰に?)、 安全性が強調されていたので、泊は署名を入れることを断る。 愛媛版に伊方訴訟の原告の手記を6回連載。 松山支局員の道家哲実が毎回解説を執筆。 その連載の後、「紙面上のバランスをとるため」、伊方原発の建設所長、 県公害課長、伊方町長の感想を1本の記事として載せる。 ……こういうことはいつまで続いたのだろう。 というか、3/11後の紙面を見る限り、今でも続いてると見るべきなんでしょうかね。 743 名前:地震雷火事名無し(三重県)[sage] 投稿日:2012/01/27(金) 10 49 07.67 ID exfCgjrK0 [1/2] 732 官僚が原発関連の審議会をドライブする際に、「プロレス的なパラダイム」w として反対派を必ず数人は呼んでアリバイ作りにしているのと同じような気が するんですよね、 まあ、そんな感じかもしれませんね。 ETV特集とかNNNドキュメントとかANNテレメンタリーとかが夜中にひっそり アリバイ的に放送されてるのと似てるかな? 「原発とメディア」で興味深いのは、'70年代の朝日で「御用」っぽい記事が 作られたときの記者の振る舞いが細かく描写されていること。 軽水炉の安全性を疑問視する科学部の吉本光一。本紙では木村繁デスクに 却下され、『朝日ジャーナル』で書いたら北海道報道部に飛ばされる。 科学部の大熊由紀子。被曝労働者が訴訟を起こすと、原告本人に取材せず、 原子力村だけに取材して、「ニセ患者」だと印象づけるような記事を書く。 木村繁科学部長の発案で大熊が連載「核燃料」を執筆。木村も記事に手を入れる。 この連載を批判的に見ていた科学部の溝江昌悟記者の回想。 「ただ、科学部内では議論の機会はありませんでした。 私自身は、あのような記事は書くまいと思っていましたけれど」 調査研究室が「原子力共同研究班」を発足。キャップは大熊。 東京・大阪・西部・名古屋から集めた5人の記者で編成。 大阪本社から参加したのは泊次郎。伊方訴訟の取材をしてきた記者。 泊は初日に科学部の部会に呼ばれる。 「君は原発を危険なものと考えているらしいが、それは間違いだ」 この共同研究班は半年かけて社内資料「原子力発電の手引き」を執筆。 泊は「原子力発電と安全性」の章を担当。しかし大幅に改変されて(誰に?)、 安全性が強調されていたので、泊は署名を入れることを断る。 愛媛版に伊方訴訟の原告の手記を6回連載。 松山支局員の道家哲実が毎回解説を執筆。 その連載の後、「紙面上のバランスをとるため」、伊方原発の建設所長、 県公害課長、伊方町長の感想を1本の記事として載せる。 ……こういうことはいつまで続いたのだろう。 というか、3/11後の紙面を見る限り、今でも続いてると見るべきなんでしょうかね。 619 名前:地震雷火事名無し(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/01/22(日) 19 50 43.38 ID z5r6mRuw0 [2/2] 国の総合資源エネルギー調査会の原子力部会委員には作家の神津アンナや元アナウンサーの木場弘子 が名を連ね、中部電力は経済評論家の勝間和代を原発CMに使った。 広く女性を取り込むためにの催しも枚挙にいとまがない。料理教室と原子力の勉強会を兼ねた女子大生対 象の「クックエネの会」。原子力業界で働く女性がCO2削減について答える女性向けのセミナー。有名俳優を 招いてのトークパーティー……。電力会社から業界団体まで主催者は様々だ。 政権交代後の10年には事業仕分けで女性誌の原発広告が俎上にのり、経産省の担当者は「原子力に関 心が低い女性に理解を深めてもらう」と主張した。 何が正しいか 首相官邸、保安院、東京電力……。原発事故をめぐり「表舞台」に登場したのは男性ばかりだった。 「原子力村」は以前から「女性の『正しい理解』が得られているとは言い難い」(日本原子力産業協会)と言っ てきた。女性は非科学的で情緒的―という発想が根底にある。 「何が正しいか」を決めてきた彼らの権威は原発事故で失墜した。「ただちに影響はありません」という説明 はそれこそ非科学的だった。権威が指し示すものに従うことなく、自分自身で原発について考える動きが今、 男女問わず広がる。 あなたは、原子力発電を利用することに賛成ですか反対ですか―。(数字は%、11年朝日世論から) 男性 04月 賛成62 反対27 12月 賛成43 反対49 女性 04月 賛成38 反対37 12月 賛成17 反対65 =肩書は当時。敬称略 (高橋純子) ―― 東大話法 規則3 都合の悪いことは無視し、都合のよいことだけ返事をする。 規則6 自分の問題を隠すために、同種の問題を持つ人を、力いっぱい批判する。 規則10 スケープゴートを侮蔑することで、読者・聞き手を恫喝し、迎合的な態度を取らせる。 規則13 自分の立場に沿って、都合のよい話を集める。 に↑該当するような気もするがw、まあ、これは朝日新聞にしては良い記事。 高橋純子記者は政治部。御用科学部には絶対に書けないだろうな。
https://w.atwiki.jp/masukomi/pages/30.html
「朝日新聞の捏造01」 「捏造された「宮城前号泣記事」 (文藝春秋、平成17年2月号) 加瀬英明(外交評論家) 私は昭和四十九年五月から翌年四月にかけて「週刊新潮」に、 昭和天皇を中心として先の大戦の景後の年の元日から、 マッカーサー元帥が離日する日まで、皇居を主な舞台とした ノンフィクションを連載した。 敗戦の日の八月十五日の原稿を書くことになった時に、 私は朝日新聞の縮刷版を見て、奇妙なことに気づいた。 昭和二十年八月十五日の朝日新聞の一面は、 「戦争終結の大詔渙発さる」という見出しが横切っている。 二面には二重橋の写真の下に 「玉砂利握りしめつゝ宮城を拝したゞ涙 嗚・胸底挟る八年の戦ひ」 と見出しが、組まれている。 記事は「溢れる涙、とどめなく流れ落ちる熱い涙、 あゝけふ昭和二十年八月十五日」と始まっている。 記者は「歩を宮城前にとゞめたそのとき、 最早や私は立つてはをられなかつた、 抑へに抑へて来た涙が、いまは堰もなく煩を伝つた、 膝は崩れ折て玉砂利に伏し、私は泣いた、声をあげて泣いた、 しやくり上げ、突き上げて来る悲しみに唇をかみ得ず、 激しく泣いた」と筆を進めている。 「泣けるまで泣け、涙ある限り涙を流せ、 寂として声なき浄域の中に思はず握りしめる玉砂利、 拳を握つて私は『天皇陛下……』と叫び、 『おゆるし…・・・』とまでいつて、その後の言葉を 続けることが出来なかつたのである」 「・・…・すゝり泣く声あり、身を距たる数歩の前、 あゝそこにも玉砂利に額づいて大君に不忠を お詫び申し上げる民草の姿があつた」 「私は立ち上つて『皆さん……』と呼んだ、 『天皇陛下に申し訳ありません……』 それだけ叫んで声が出なかつた、 だが私は一つの声を聞き、二つの声を耳にした 『わかります』『私も赤子の』人です』『この上とんなことが起らうとも・・・・・・』 この声はそれだけ言つて、もうあとは鳴咽にかき碎かれた、 日本人、あゝわれら日本人」(ルビの一部は、筆著による) なぜ玉音放送の翌日ではなく、当日の朝刊にこの記事が載ったのか。 当時の新聞は物資が窮乏していたから、裏表二ページだった。 当時、朝日新聞社で働いていたOBを取材したところ、 この日の新聞は正午前にすでに刷りあがって、 玉音放送が終ったころには、都内の販売店や、 地方へ積み出しが始められていた。 地方によっては、朝刊が夕方から夜になって配達された。 この日だけは前日の閣議で、終戦の詔勅が放送されてから 配達することに、決っていた。 この記事は玉音放送の前に書かれていた。 捏造記事だったのである。 翌日の朝日新聞の朝刊には、十五日の午後の皇居前広場の光景を 描写した記事がもう一度、載っている。 「二重橋前に赤子の群、立ち上がる日本民族、苦難突破の民草の声」 という、見出しがある。 「……すべての者に共通なことは、この群衆の一人一人が泣いて ゐるといふことだつた、(略)すべての者が声をあげて 泣きじやくつてゐるのだつた、(略)天皇陛下、お許し下さい 天皇陛下! 悲痛な叫びがあちこちから聞えた、 一人の青年が起ち上つて『天皇陛下萬歳』とあらん限りの声を ふりしぼつて奉唱した(略)」 この記事は「大御心を奉載し 苦難の生活に突進せんとする 民草の声である、日本民族は敗れはしなかつた」と、結ばれている。 しかし前日の記事の三分の二くらいの量しかなく、前日の記事のほうが はるかに臨場感があるし、胸を打つ。 記事を捏造する時のほうが、想像力が働くから、力がこもるのだろう。 もっとも、皇居前広場で人々が土下座している、“やらせ”の写真を、 十四日の段階で撮っていたところもあった。 私の連載誌が発行されて、すぐに青森市の花田省三氏から、 この件について経緯を説明した手紙をいただいた。 花田氏は学校教員だということだったが、当時は学生で、 工場動員によって福島市にある航空無線機工場で働いていた。 そして上司からいわれて、東京に外注部品を催促するため上京した。 花田氏、の手紙から、引用しよう。 「十四日、何時ものように栄養失調の足を引き摺りながら、 宮城前の明治生命館六階にあった日立製作所の事務所へ、 ネオン管の催促に行った。(略) そこを出て、『宮城前に来たから拝んでいこう』という気持で 二重橋の方へ歩いていったところ、丁度『写真』の位置で、 腕章を巻いたカメラマンに呼びとめられ、 『写真を撮りたいので、そこに土下座してほしい』と云われた。 他に写真のように多くの人々が座らされ、 『撮しますからお辞儀して下さい』と云われて撮られたのです。 後で振り向くと、件のカメラマンが腕で涙を拭っていたので、 『何か様子がおかしい』と思い、又、何かの記念になるかもしれぬ』 と思って、『写真ができたら譲って欲しい』と頼んでみた。 すると、『この写真は特別なものだから呉れる訳にはいかない。 しかし、明日正午過ぎたら社に来てみれば、 或いはあげられるかもしれぬ』と云って、又涙を拭った。 妙な気分で、その場を去ったが、そでも、まだ敗戦終戦ということは 思い浮ばなかった。翌十五日、大変暑い日であった。(略)」 花田氏は都内で玉音放送をきいた直後に、占領軍が上陸すれば、 「男子は皆去勢され(略)女子は連合軍の用に供される」ということを、 人々が.「真面目に」いうので、「一刻も早く東京から逃れる」ために、 「福島までの切符を探した」のだった。 それにしても、私が取材したところでは、玉音扱送の数時間後に 都内でこの日の朝日新聞を手にした読者のなかで、 不思議に思った者がなかった。 当時も今も、従順な読者が多いのだ。 ルビは世界で日本語にしかないが、新聞には「やらせ」、とルビを振るべきだと、思う。 (注、文中に適宜ルビが付いていますが、ブログでは表示していません)
https://w.atwiki.jp/lukyatgau/pages/55.html
朝日新聞社さん得意の文体で書いてみよう。 毎度のことながら、何とも呆れ果てた朝日新聞社の対応である。 昨2014年9月2日から続く、池上彰氏の本誌連載コラム「新聞 ななめ読み」に係る本社の一連の対応のことである。 いや、こんな感じに明日9月4日朝の天声人語が書かれていたなら、多少は見直すのだけれど。 朝日新聞朝刊に月一回掲載される、池上彰氏の新聞紙面批評コラム「新聞ななめ読み」の9月掲載分予定稿が 朝日新聞社より掲載拒否とされたことについて、池上氏が連載中止を朝日新聞に申し入れた件 週刊文春2014年9月11日号スクープ速報によれば、 朝日関係者が明かす。 「月に一度の連載『新聞ななめ読み』は、池上氏が一つのニュースについて各紙を読み比べ、 その内容を自由に論評するもの。8月末の予定稿では、慰安婦報道検証を取り上げており、『朝 日は謝罪すべきだ』という記述があった。朝日幹部が『これでは掲載できない』と通告したところ、 池上氏から『では連載を打ち切ってください』と申し出があり、その予定稿はボツになったのです。 これまでも同連載は、『朝日の記事は分かりにくい』、『天声人語は時事ネタへの反応が鈍い』な どの批評を掲載しており、今回の反応は異常ですね」 と言うことなのだけれど、これについて、毎日新聞web版19時58分配信によれば、明日9月4日朝刊に朝日 新聞社は 朝日新聞がジャーナリストの池上彰さんの連載コラム「新聞ななめ読み」の掲載を断り、池上 さんが連載打ち切りを申し入れた問題で、朝日新聞が一転して4日朝刊にコラムを掲載するこ とが分かった。池上さんは取材に対し「朝日側から、『おことわり』と私のコメントを付けて掲載 すると連絡があり、今回は受け入れた」と話した。次回以降の執筆については「全くの白紙」と している。 と報じている。 このことだけでも、呆れ返る話だろう。(天声人語氏風) 『これでは掲載できない』 と検閲紛いの通告をして、打切り申出を池上氏に為さして、連載を掲載しないと言う実質的な検閲を行った、朝日 新聞幹部氏には「言論表現の自由の侵害」として社会的な反発を招くことになる可能性について、池上氏が直接 発言せずとも、氏の現在の影響力を考えれば、何等かのかたちで露見するであろうことが想像できなかったのか と言うこと。 恐るべき想像力の欠如と言うほかはない(天声人語氏風) もっとどうしようもないのは、朝日新聞社に所属する記者、社員と称する従業員各氏であろう。9月3日15時48分 配信のJ-CASTニュースが この朝日新聞の対応には、記者からはツイッターで異論が相次いだ。神田大介テヘラン支局長は、 「事実だとすれば極めて残念であり、憤りを感じる」 「私は言論の自由、表現の自由を愛する者です。それが妨げられたことに憤っています」 とツイート。大阪本社社会部の武田肇記者も、 「私は組織に忠実な企業内記者の一人ですが、夕方、このニュースを聞いて、はらわたが煮えくりかえる 思いでした。極めて残念です(査定に響きませんように…)」 と無念さをにじませた。ハフィントンポストに出向中の吉野太一郎記者も、 「なぜこんな判断に至ったのか理解に苦しむ」 とツイートした。 などとtwitterで発言されていることを報じている。 言論人なら、こんなアリバイ工作するより、まず問題が明らかになったときに、社内で『これでは掲載できない』と 検閲紛いの通告をした幹部氏に「言論を封殺するのか」と発言すべきだろう。朝日新聞社員であるならばこそ。 そして、言論人としての発言の場として、新聞と言う媒体を持っているのだから、今回の件を取材して、徹底的に 事実を詳らかにすべきだろう。朝日新聞社は経営と編集の分離をうたい、言論表現の自由を至高のものとすること を規範や綱領でうたっているのであるから、それが冒されていることを紙上で詳らかにする事は朝日新聞社員であ り言論人であるならば、「独禁法の適用除外の根拠を言論表現の自由から至当のこと」と言うならば、当然に紙面 で明確に説明すべきだろう。 それがまずもっての「企業人としての言論人」の責任ではないだろうか。いわゆる一般企業について言うならば、 規範や綱領を遵守しないこと、それができないことは、企業人としての責任が果たせない、果たさないことである と、そのことを常日頃より、新聞をはじめとするマスコミがそれを「不祥事」と呼んでいることが、自らは理解できて いないとしか言いようがない。 以上のようなことを朝日新聞社は絶対に行わない。朝日新聞社従業員各位もtwitterで「怒りを感じ」たり 「はらわたが煮えくり返る思い」をしたと書いても、本来記事とすべき朝日新聞紙上では本件に限らず黙した ままである。 一般企業における規範や綱領が、第一に顧客に対する約束であることは、論を俟つまい。朝日新聞社が規範や 綱領に掲げることは、第一に購読者に対する約束であるはずだ。上記の「検閲紛いの通告をした幹部氏」も規範 や綱領を遵守しておらず、云わば太平洋戦争中の陸軍参謀の私物命令のごとき行為を以って購読者を蔑ろにし、 twitterで「怒りを感じ」たり、「憤りを感じ」たり、「はらわたが煮えくりかえる思い」をしていると書き込む 従業員も本来の記事なりを通じ、あるいは当然に規範や綱領あるいは法令により、社内での相手に対して、拘束 力あるいは抑止力を持ちうる発言ができ得るはずなので、少なくとも朝日新聞社は紙上で「ブラック企業」なり に対して、その様に言っているのだから、それを為さずに「つぶやいて」いる限りは、購読者を蔑ろにしている点 においては何等代わるところがない。 まあ毎度のことではある、朝日新聞が読者を蔑ろにするのは。朝日新聞社役職員は天に唾して己の顔に掛け るのではなく、実質購読者の顔に唾を掛けて読者を辱しめるのは。 OPDAY.2014.09.04
https://w.atwiki.jp/sunka/pages/13.html
医療報道を考える臨床医の会のページ (http //iryohodo.umin.jp/contents03.html) のほうがまとまっているかもしれません。参考にさせてもらっています。 2010.10.15 (金) 初報道 朝日新聞 東大医科研でワクチン被験者出血、他の試験病院に伝えず (2010.10.15 03 01) (http //www.asahi.com/health/news/TKY201010140469.html, http //www.asahi.com/science/update/1014/TKY201010140469.html) 朝日新聞 編集委員・出河雅彦、論説委員・野呂雅之 「患者が出血」伝えず 臨床試験中のがん治療ワクチン 東大医科研、提供先に 患者出血「なぜ知らせぬ」 協力の病院、困惑 東大医科研のワクチン臨床試験 (2010.10.15 朝刊) (ネットでの公開なし) 朝日新聞(社説) 東大医科研―研究者の良心が問われる (10.16。1 週間公開後、削除済み) (http //www.asahi.com/paper/editorial20101016.html) その後の報道 毎日新聞 オンコセラピー・サイエンス(4564)はSTOP安 「東大医科研でワクチン被験者出血、他の病院に知らせず」報道で連想売り膨らむ (10 43) (http //mainichi.jp/life/money/kabu/nsj/news/20101015230138.html) 日経新聞 がんワクチン、患者出血で臨床研究中止 東大医科研 (11 26) (http //www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E7E2E3878DE3E7E3E2E0E2E3E29180E2E2E2E2;at=ALL) ロイター ホットストック:OTS 4564.T 下げ幅縮小、一部報道のペプチドワクチンではないとコメント (12 48) (http //jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK045385320101015) 読売新聞 がんワクチンで「出血」、他病院に伝えず (12 59) (http //www.yomiuri.co.jp/science/news/20101015-OYT1T00381.htm) NSJ日本証券新聞 オンコセラピー・サイエンス(4564・東証マザーズ市場) みずほ証券では東大の試験は別物と解説。 (13 06) (http //mainichi.jp/life/money/kabu/nsj/news/20101015230160.html) 産経新聞 患者の出血情報、他医療機関に伝えず 東大医科研、がんペプチドワクチンの臨床試験で (13 30) (http //sankei.jp.msn.com/life/body/101015/bdy1010151336001-n1.htm) searchina.ne.jp オンコセラピーが急落、「ワクチン投与の被験者が重篤」報道で (13 50) (http //news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010 d=1015 f=business_1015_161.shtml) 共同通信 東大医科研、患者出血情報伝えず がんワクチンの臨床研究 (14 15) (http //www.47news.jp/news/2010/10/post_20101015113304.html) 時事通信 患者の出血情報、他施設に伝えず=がんワクチン臨床試験−東大医科研 (18 11) (http //www.jiji.com/jc/zc?k=201010/2010101500753) NHK 臨床試験で出血 情報伝えず (19 09) (http //www.nhk.or.jp/knews/20101015/k10014614571000.html) 時事通信 患者の出血情報、他施設に伝えず=がんワクチン臨床試験—東大医科研 (19 06) (http //www.asahi.com/national/jiji/JJT201010150122.html) 日経新聞 がんワクチン、患者出血で臨床研究中止 東大医科研 (21 35) (http //www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E7E2E79F8DE3E7E3E2E0E2E3E29180EAE2E2E2;at=ALL) 日テレ 臨床試験で出血、東大医科研が報告せず (21 58) (http //news24.jp/articles/2010/10/15/07168747.html) (セキュア・テクノロジー・パートナーズ株式会社) 癌ワクチン臨床で出血、他病院に連絡無し−東大医科研 (19 07?) (http //www.securetpnews.info/20101015190711.html) 毎日新聞 東大医科研病院:がんワクチン投与の1人が出血 (20 14, 最終更新 10.16 00 58) (http //mainichi.jp/select/science/news/20101016k0000m040039000c.html) TBS がんワクチン投与で出血、他病院に伝えず (?) (http //news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4551374.html) 2010.10.16 (土) 毎日新聞(東京朝刊) 東大医科研病院:がんワクチン投与の1人が出血 提供施設に伝えず (?) (http //mainichi.jp/select/wadai/news/20101016ddm041040027000c.html) 2010.10.19 (火) J-CAST 東大医科研所長VS朝日新聞 がん治療ワクチン記事巡りバトル (18 59) (http //www.j-cast.com/2010/10/19078595.html) 2010.10.21 (木) m3 10月15日朝日新聞記事における重大な問題について 東大医科研のがんペプチドワクチン報道を検証 () (http //www.m3.com/open/iryoIshin/article/127251/) 2010.10.22 (金) 読売新聞 癌学会など朝日記事に抗議…がんワクチン問題で (21 31) (http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20101022-OYT1T00991.htm) 共同通信 2 学会が朝日新聞に抗議 がんワクチンの記事めぐり (23 49) (http //www.47news.jp/news/2010/10/post_20101022235103.html) 2010.10.23 (土) 産経新聞 日本癌学会などが朝日新聞に抗議声明 (00 21) (http //sankei.jp.msn.com/life/body/101023/bdy1010230023000-n1.htm) (セキュア・テクノロジー・パートナーズ株式会社) 日本癌学会が朝日新聞社に抗議文 (02 18?) (http //www.securetpnews.info/20101023021848.html) 朝日新聞 医科研記事、癌学会など抗議 朝日新聞「確かな取材」 (03 02) (http //www.asahi.com/science/update/1023/TKY201010230371.html) 2010.10.24 (日) (Slashdot.jp) 朝日新聞のがんペプチドワクチン被験者出血報道に関する騒動まとめ (20 23) (http //slashdot.jp/articles/10/10/24/1124206.shtml) 2010.10.26 (火) 集中 confidential 朝日の「東大医科研」記事が医療界に広げた波紋 (17 15) (http //medical-confidential.com/confidential/2010/10/post-158.html) 2010.10.27 (水) 薬事日報 治験と臨床研究の制度統一に向けて (?) (http //www.yakuji.co.jp/entry20985.html) 治験と臨床研究の制度統一に関する話題と、朝日新聞の報道方法に対する批判。 2010.10.28 (木) 読売新聞 「人権侵害」と朝日新聞に抗議、ワクチン記事で (20 55) (http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20101028-OYT1T00516.htm) 朝日新聞 教授の人権侵害と朝日新聞社に通知書 東大医科研報道 (23 25) (http //www.asahi.com/national/update/1028/TKY201010280513.html) 2010.10.30 (土) 東大医科研にて日本がん免疫学会緊急シンポジウム「がんワクチン治療の現状と臨床」開催 2010.10.31 (日) 産経新聞 朝日の「がんワクチン」報道が医療界や患者に波紋…「臨床試験の停滞を憂慮」(00 56) (http //sankei.jp.msn.com/life/body/101031/bdy1010310049000-n1.htm, http //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101031-00000505-san-soci) 2010.11.26 (日) 朝日新聞 朝日新聞社からの回答書 (2010.11.19 に出したものを web で公開) (http //www.asahi.com/health/clinical_study/101119_kaitou.html) 朝日新聞 東大医科研の抗議、本社が反論回答書 臨床試験巡る記事 (2010年11月26日付 朝日新聞東京本社朝刊から) (http //www.asahi.com/health/clinical_study/101126_honbun.html) 2010.11.30 (日) 朝日新聞 【ワクチン臨床試験報道】 Q&A 何が起きた?/どこが問題か/社説の意図は (2010年11月30日付 朝日新聞東京本社朝刊から) (http //www.asahi.com/health/clinical_study/101130_QandA.html) 朝日新聞 【ワクチン臨床試験報道】 患者 こう受け止めた 〜卵巣がん体験者の会 代表に聞く〜 (2010年11月30日付 朝日新聞東京本社朝刊から) (http //www.asahi.com/health/clinical_study/101130_interview.html)
https://w.atwiki.jp/yone/pages/28.html
【米道利成ニュース】朝日新聞 https //www.asahi.com/and_M/pressrelease/pre_12360435/
https://w.atwiki.jp/sunka/pages/14.html
2008.10 (?) すい臓がん患者、ペプチドワクチンを投与開始(出血の 2 ヶ月前, http //mainichi.jp/select/science/news/20101016k0000m040039000c.html) 2008.12 すい臓がん患者、出血。入院期間が 1 週間伸びる。 2009.05 医科研のペプチドワクチンの臨床試験終了(同じ試験に参加していた5人に異常は見られず終了, http //mainichi.jp/select/science/news/20101016k0000m040039000c.html) 2009.12 (?) すい臓がん患者、がんのため死亡。(退院から約 1 年後, http //mainichi.jp/select/science/news/20101016k0000m040039000c.html) 2010.10.15 (金) 朝: 朝日新聞による報道 午後: 東京大学 東京大学医科学研究所が記者会見 会見以降:朝日新聞以外の報道機関も各社報道 2010.10.18 (月) がん患者団体有志、厚生労働記者クラブにおける記者会見を要請。記者クラブの当番社より「協議の末、お受けできない」と回答を受ける 2010.10.20 (水) がん患者団体有志が記者会見 がん患者会有志ががん臨床研究の適切な推進に関する声明文を発表 (http //iryohodo.umin.jp/20101020pressrelease.pdf)。 2010.10.22 (金) 日本がん学会と日本がん免疫学会が連名で抗議声明を発表 (朝日新聞の記事(10月15・16日)に関して -- がん関連二学会からの抗議声明 -- http //www.jca.gr.jp/public/asahi.html) 2010.10.27 (水) 医療報道を考える臨床医の会が提言。朝日新聞社に適切な医療報道を求めます (http //iryohodo.umin.jp/contents01.html) 2010.10.29 (金) 日本医学会が日本癌学会ならびに日本がん免疫学会の抗議声明を支持。 (「事実を歪曲した朝日新聞がんペプチドワクチン療法報道」 http //jams.med.or.jp/news/014.html)
https://w.atwiki.jp/lukyatgau/pages/49.html
大阪中央郵便局の解体、新築工事について「モダニズム建築の危機」であるとか、「都心の近代建築保護 問う」とか随分と煽っておられた朝日新聞社様が、 ついにご自身の「モダニズム建築」の破却をはじめられました。 戦後モダニズム建築の佳作と言われていたらしい、フェスティバルホールの新朝日ビルの破却が、このたびのフェスティバルタワー完成で完了し、朝日ビルと 朝日新聞ビルからの大阪本社、テナントの移転先が落成したことでいよいよとなったわけですが、本年最初の破却宣言は、 平成25年1月4日朝日新聞朝刊 「西地区の旧ビル2棟」の解体工事さて何を解体するのやら。昭和モダニズム建築の華、朝日ビルが「西地区の旧ビル」ってことね。 そして只管役割が終わった宣言。 平成25年5月9日朝日新聞朝刊 この地に新たなタワーが誕生する。 いやーっ、前向きでよろしいなぁ。 航空灯台の高さについて記事がありませんが、多くが航路上の山岳などの高地に設置されたのでしょう。都市部でこれが置けるビルというのは当時 相当な高さの建物だったと思われるのですが、 82年前、大阪朝日ビル(10階建て)に と階数はありますが、建物高はありませんね、wikipediaによると朝日ビル(大阪)は軒高35.5メートルだそうです。 大阪の近代建築については「近代名建築浪速写真館」(1994年8月機関紙出版刊)と言う、福島明博氏の好著があります。それによれば、朝日ビル ディングは、 又、地上10階(110尺)は、 とありますので、灯台部を含めるまでも無く建物自体の地上10階の高さが、110尺33.33メートル、wikipediaでは115尺を超えている様ですね。 「近代名建築浪速写真館」の上記の記事には続きがあります。 又、地上10階(110尺)は、当時の100尺制限を越える高さで、いわば特認であった。 のだそうです。 あっ、なるほど、昔からそういう会社だったんですね。朝日新聞社様。他人には順法を説くけれど、自分達は別次元の存在だから何やっても許されると。 ところで、1月4日付朝刊の「建設されるタワービル(左)の完成イメージ図」ですが、 何か下の方に不思議なものが映っているようなんですが、 赤い矢印で示させていただきましたけれど、何だかビルの心霊写真のような。こんな儚げな描き方って、他所の会社のビル。選りによって保険会社 のビルだよ。こんな危なげな描き方って無いんじゃないの?イメージってのなら一層の事、手前側全部消しゃ良いのに。 己の存在を誇示するためなら、他者はどう描こうが、新聞で大々的に公開しようが、かまわないんだと言う傲慢、傲岸さ。朝日クオリティー?日建 設計クオリティー?竹中クオリティー? さて、いつもの如く斯界の専門家様のコメントもお取りになってるようですが。 ガラスを多用した航空灯 台は、そのデザインも注目 された。京都工芸繊維大学 の石田潤一郎教授(建築 史)は、「大阪朝日ビル は、新しい建築美を打ち立 てた画期的な建物です。航 空灯台はその象徴とも言 え、設計者の石川純一郎が のぴのぴと作った彫刻作品 のようです」と評する。 京都工芸繊維大学といえば、松隈洋先生など随分とモダニズム建築の保護保全について熱心に活動されていたご様子を、こんな風に朝日新聞社 様ご自身が報じておられたようなのですが、学会、学校、研究者、学生あるいは建築の保護に熱心な皆様はどうされてしまったのでしょうね。 今のこの姿に、 皆様何故?沈黙されておられるんでしょうか?あれほど活発に、朝日ビルに後れること8年昭和14年竣工の大阪中央郵便局ビルの、宇治電ビルの 保存に「朝日 新聞」紙上で声を上げておられた皆さんが? ああそうかぁ、朝日新聞社様が「朝日ビルディング」に関わる、彼等の活動や主張を報道しないだけかぁ。そうだよねぇ。 朝日新聞社様には、「国民の知る権利」ならぬ、 国民に知らせない権利 があるんだものねぇ。 OP:2013.05.22
https://w.atwiki.jp/2han250/pages/83.html
朝日新聞の「主筆」が30年ぶりに復活したそうな。 主筆とは出版社においては編集責任者、編集長を、また新聞社においては、編集、論説の総責任者を指す。 30年ぶりに主筆を復活させるのは紙面の質の維持・向上を目指すため」だそうで、その責任ある主筆に起用されたのは朝日新聞を代表する国際派ジャーナリスト船橋洋一さん。 朝日新聞の主筆30年ぶりに復活 詳細は⇒船橋洋一を見てみよう。
https://w.atwiki.jp/lukyatgau/pages/44.html
橋下徹氏は嫌いだ。政治思想?どうもファッシズムの臭気を感じる、私とは相容れない。人間性も首を傾げることが多々ある。 嘘や誤魔化しを強く感じる。 にしても、今回の週刊朝日10月26日号「ハシシタ 奴の本性」については、彼の考え方と姿勢を支持する。 さて、今回の差別記事については、株式会社朝日新聞社の100%子会社であり、元来が2008年に同新聞社の出版本部であった、 株式会社朝日新聞出版が発行する「週刊朝日」自体についてはもとより、朝日新聞社の報道姿勢、特に2点の背信行為について論及し ていくことにする。 一点目は、「購読者に対する説明、報道責任の欠如」だ。 【購読者に対する説明、報道責任の欠如。】 この問題に対する朝日の読者への初報は平成24年10月18日大阪版朝刊である。 そしてこの日の橋下市長による記者会見では、朝日新聞記者2名が市長から84分間の糾弾を受けることとなった。 これについては、サンケイ新聞は以下の様に報じ、 産経新聞ネット版 橋下氏「不法団体と一緒だ」と朝日を批判 記者は「(出版は)別会社」繰り返す 2012.10.18 15 46 日本維新の会代表で大阪市長の橋下徹氏の出自を朝日新聞出版発行の「週刊朝日」が報じたことを巡り、橋下氏は18日、 同市役所での定例会見で、親会社の朝日新聞社の記者に対して公式見解を求めた。記者側は「朝日新聞と朝日新聞出版とは 別会社で編集には関与していない」との回答を繰り返したが、橋下氏は「トンネル会社を作って、なんでもかんでもやる不 法団体と一緒だ」と批判した。 週刊朝日は10月26日号(16日発売)の誌面からノンフィクション作家の佐野眞一氏と同誌取材班(今西憲之氏、村 岡正浩氏)による緊急連載「ハシシタ 奴の本性」を開始。「本性をあぶり出す」として、橋下氏の実父が被差別部落出身 であるとし、実父の遠戚という男性の証言をもとに「(実父が)暴力団の若い衆で、自殺した」「(実父方のいとこが)殺 人事件を起こした」などと掲載した。 橋下氏は会見で「朝日新聞は人権を大切にしようと言ってきた言論機関。その100%子会社に株主としてどういう姿勢 で臨んでいくのか」と朝日新聞の記者に質問。「別会社」との回答を繰り返す記者に対して、橋下氏は「そんな理屈は通ら ない。出資を引きあげることもできるでしょう」と批判した。 橋下氏はさらに「個人の意見を聞きたい」とたたみかけ、記者は言葉を詰まらせながら「個人的にそういうことを肯定し ていることは僕自身はありません」と答えた。 実際のやり取りの、ほぼその一問一答をサンケイ新聞ネット版に掲載している。 【橋下氏VS朝日】 会見詳報(1)「週刊朝日、無知の集団だと思っている」 2012.10.18 17 26 日本維新の会代表で大阪市長の橋下徹(はしもと・とおる)氏は18日の定例会見で、自身の出自に関する週刊朝日の報 道をめぐり、約15分にわたって同誌の記事についての思いを語った。 「先祖や実父の調査、問題視」 橋下氏 ぼくは公人なので、両親、先祖について必要に応じて報じられるのも仕方ない。虚偽の事実でない限りは名誉 毀損にならないと、法律家なので知っています。それが真実であれば報じられることも当然と思う。 今回問題視しているのは、自分のルーツ、育てられた記憶もない実父の生き様、当該地域が被差別部落という 話について、それがぼくの人格を否定する根拠として、先祖、実父を徹底的に調査するという考え方を問題視 している。 ぼくの許されない人格が何なのかといえば、血脈、DNA、先祖、実父という発想のもとで、どんどんぼくと は無関係の過去を無制限に暴き出していくということは、公人であったとしても、認めることができないし、 違うと思う。 また、どの地域が被差別部落かどうかを明らかにするということは、今の日本の社会においては認められては いないと思っている。 言論の自由は憲法上の権利であり、最大限保障されるのは間違いない。でも言論として言葉に出すには一定の 制約がある。 報道機関が民主国家において重要な役割を担う機関であり、権力チェックは、報道機関によってしかできない という状況を前提としたとしても、こういう調査のあり方、公にするやり方は日本社会においては許されない。 「便所の落書きとは違う」 ぼく自身が生まれてから、両親の育て方はどうだったか、友人関係、学校生活、テレビメディアに出演していた 時代、知事時代、市長時代がどうだったか丸裸にされても仕方ない。そこから入らずに、いきなりDNA論。 ぼくの人格は許されないという表現も自由だが、ぼくの自由が許されないのは『ハシシタ』の血脈、DNAとい う前提のもとに、被差別部落問題のルール無視して、徹底的に暴いていくと。 取材記者がどこに取材したかリサーチをしたら、この人が、どこまでうちの実父や祖父のことを知っているのか 大変怪しい人だけに話を聞いている。話を聞いたことをそのまま出すのは報道ではない。 週刊朝日の編集長、編集者に問いたいのは、ここまでやってもいいのかという姿勢がなかったのかと。被差別部 落についてどこまで勉強したのか、はっきりいって無知の集団だと思っている。 同時にそうはいっても朝日新聞という天下の大新聞の100%子会社だ。インターネットで流れるとか便所の落 書きとはわけが違う。朝日新聞という日本の中においても個人を大切にしていこうと言ってきた言論機関の100 %子会社が今回のような報道をすることについて、それを認めていたのか、どうなのか。100%株主として、 今後どういう姿勢で、週刊朝日に臨むのか、そのあたりの考えをお聞きしない限りは、血脈主義、部落差別を認 める一定の団体だと、そう認識せざるをえず、質問には答えない。 「朝日放送は無関係」 ABC(朝日放送)は、週刊朝日と朝日新聞についての位置づけを考えたら無関係なので取材は受けたい。朝日 新聞はすでに『子会社で社が違うから関係ない』という発表があったので、それ以上に見解がなければ、ぼく自 身は朝日新聞が血脈主義、部落差別を肯定すると認定した上で、対応したいと思っている。 《橋下氏はこの後、朝日新聞記者に社としての対応を求めた》 会見詳報(2)「子会社にやらせたい放題ではないか」 2012.10.18 18 24 橋下徹(はしもと・とおる)氏の18日の定例会見での主なやりとりは次の通り。 ◇ 「やりたい放題ですよ」 朝日新聞記者 社としての見解を私が言うことはありません。 《記者は一言だけ述べた。橋下氏は改めて朝日新聞社の取材は受けないと明言し、他社の記者からの意見、質問を求める》 民放記者 (週刊朝日の記事が)名誉毀損にあたるとは考えていないのか。 橋下氏 虚偽の事実でなければ基本的には名誉毀損にならない。覚醒剤をやっていたということも書いているが確認 しようがない。やりたい放題ですよ。 《何問かやりとりが続いた後、朝日新聞記者が意見を述べる》 朝日新聞記者 ご承知の上だと思うが、週刊朝日を発行しているのは朝日新聞出版。弊社の子会社だが、編集権は別であり ます。記事の内容をわれわれがチェックすることもできない。朝日新聞自体が部落差別とか血脈主義を肯定 する立場とは私は思っていない。 橋下氏 じゃあ子会社にやらせたい放題ではないか。100%子会社ですから、朝日新聞の記者も週刊朝日にいって いる。 週刊朝日に株主としてどういう態度をとるのか。考え方が違うなら、出資を引き上げたらいいだけの話。う ちは関係ないと言い切ったらいい。やらないのは週刊朝日の今回の記事を肯定したととらざるをえない。 朝日新聞記者 市長がおっしゃっていることと怒りの中身は分かったが、社を代表する立場ではない。ここで市長がおっしゃ ったことを伝えて、対応する。 「覚醒剤はどこまで裏をとるのか」 橋下氏 週刊朝日が特定地域を指して被差別部落地域と出すことは問題ないと考えているのか。 朝日新聞記者 私の立場でいいとも悪いとも言えない。指摘はよく分かる。納得いく答えができる権限もないので。 橋下氏: じゃあ社としての見解は求めない。特定の地域を被差別部落と公にすることは公人のルーツを探ることにおい て許されるのか。記者としてどうか。 朝日新聞記者 朝日新聞の一人間なので、どこでどういう風にそれがまわるか分かりませんからはっきりした答えにならない が、個人的にそういうことを肯定しているということはない。 橋下氏 ある人物が覚醒剤を打っているかというのはどこまで裏をとるのか。取材して証言者の内容をそのままたれ流 していいのか。記者としてどうなのか。週刊朝日がずるいのは、本体の記者を使わずに外部に発注してやって いる。でもこんなのは管理監督責任もちろんありますから。 「言論人として評価を」 朝日新聞記者 繰り返しになるが、朝日新聞社としてこれをいい悪いというのはコメントしづらい。 橋下氏 じゃあ肯定も否定もしないのか。 朝日新聞記者 そうではない。あくまでも別媒体の記事内容について、適切かどうかはコメントはしづらい。 橋下氏 週刊朝日が別媒体というなら、言論人として評価してください。 朝日新聞記者 それは週刊朝日が責任持って対応することになる。 《橋下氏は、他社に“言論人”としての意見を求める。続いて、朝日放送の記者が見解を述べる》 会見詳報(3完)「全人格否定のため宣戦布告された」 2012.10.18 20 22 橋下徹(はしもと・とおる)氏の18日の定例会見での主なやりとりは次の通り。 ◇ 「記事は一定のラインを越えている」 朝日放送記者 (橋下)市長のおっしゃることはもっともだと思うが、取材拒否をするのは別の問題。編集権が違う。 橋下氏 社の方針について株主は決めることができる。 朝日放送記者 この議論は週刊朝日とするべきだ。 《朝日新聞を攻める橋下氏をいさめる意見もあがるが、橋下氏に矛を収める気配はない》 橋下氏 親会社も責任がある。100%株主ですから。週刊朝日は連絡をしてきまして、直接会いたいと言っているが、 記者会見の場では嫌らしい。朝日新聞社が「週刊朝日の記事はおかしい」と、許されないときちんと表明して、 資本関係を見直すとなれば、別の関係になる。 朝日放送記者 まず週刊朝日とやって、どうしてもだめだったら朝日新聞と議論すればいい。 橋下氏 それは同時でもいいのでは。これは議論で解決する話ではない。民主国家において一定のラインを越えている。 《議論は平行線をたどるが、別の記者からも週刊朝日と議論するべきではないかとの意見があがる》 通信社記者 昨年、ある雑誌が実父について報じた。その時の対応と今回の対応は違うと思う。 橋下氏 今回はぼくの全人格を否定するためにもっと暴いていくと宣戦布告された。 「週刊朝日と朝日新聞に説明責任」 新聞社記者 議論を聞いていると、一義的には週刊朝日と議論すべきだと思う。 橋下氏 こういう問題を起こした週刊朝日と朝日新聞社側に説明責任がある。同様の責任があったときに、100% 子会社がとんでもない犯罪をしたときに、親会社に何も説明を求めないのかといったら、そんなことはない。 ら関係ないな、関係ないときっちり言ってもらいたい。 新聞社記者 一足飛びに朝日新聞と、というのは…。 橋下氏 同時並行でいいと思う。 新聞社記者 あくまで会見の場、週刊朝日とも議論すると。 橋下氏 それはそうですよ。自分たちの考え方もオープンの場で言ってもらわないと困ります。会いたいなら会見の場 に来てください。 「DNA論は極めて危険」 《橋下氏は“遺伝”についての自身の考え方について語る》 橋下氏 DNA論は極めて危険ですよ。ここからナチスだってユダヤ人の虐殺につながった。科学的にみても遺伝する もの、しないものははっきりしている。今回の実父がどこで生まれたか、ぼくの人格に影響しているのか、そ れを肯定しているからああいう記事になる。被差別部落で生まれ育った人間は、人格破壊を起こしているとい うことを肯定するんですね、ということ。親の生き方が子供、孫に影響すると言っている。それを肯定するん だったら、多くの国民から批判がでると思う。否定するんだったら、あの記事はどうなのかということになる。 遺伝で引き継ぐもの、引き継がないものもある。何を引き継いで引き継がないのか、そういうことを確認して もらって、どういう考え方なのか。 「売れたらいいと…」 資本を出すというのは重要な責任がある。その活動を支えているわけですから、100%株主においては、そ の活動を支えていくのかどうなのか、週刊朝日という媒体を支えるのか、朝日新聞にも見解を聞いてみたい。 しかも、週刊朝日はツイッターで『第2回も見てください』とやっているんですね。売れたらいいと思ってい るか分かりませんけど。そういう状態だ。 《橋下氏の怒りはおさまらない》 ニコニコ動画 今、6万人以上が見ている。差別的な言論をふりかざす相手に対して、どういう対応をとるべきか。今まだ 部落差別で苦しんでいる人に対してメッセージがあれば。 橋下氏 ぼくは、被差別部落の問題で苦しむことは絶対あってはならないと思っていますから、今回、こういう形にな って、もう一度メディアも考えると思う。さらに徹底して差別問題がなくなるように、ぼくはできる限りのこ とはやっていきたい。 そういうことで苦しんだなら、市役所に言ってきてもらいたい。市民は言われたら言われっぱなしになってし まうので。きちんと対応しますので。 《1時間以上にわたる“対朝日”の議論は、ほぼ橋下氏の独演会となったようだ。朝日側の今後の出方が注目される》 =了 さて、これだけの長時間の会見について朝日新聞はどのように報じたのか。10月19日朝刊36面いわゆる三面記事扱いで、 突加として朝日新聞出版のお詫び記事となる。そして、時系列から言えば先に報じられるべき、サンケイがあれほど仔細に示した 橋下氏の朝日新聞出版、朝日新聞への疑念と怒りは、「朝日新聞出版」のみが橋下氏の非難、批判の対象の様に書き、朝日新聞の 記者が橋下氏から朝日新聞はどうなのかと実際に、糾弾を受けたことなどおくびにも示されていない。 さらに、同日朝刊の大阪東部版の紙面はこの様になっていた。 これが、18日の84分間の記者会見の「主な内容」なのだそうだ。市長個人の問題だから報じなかったは後でも述べるが、通じ ない。何故なら明確な人権侵害が市長に対して行われており、その内容は大阪市民に市政に深く関わることだからだ。 朝日新聞は、購読者である大阪市民に対し、「購読者に対する説明、報道責任」を果たしていると言えるのか、報道しない、伝え ないと言うことで、おのれに不利な事実を隠蔽、歪曲していると言わざるを得ない。新聞としての自殺と言うほかない。 そして、いよいよ進退窮まった結果、平成24年10月20日朝刊34面(あくまでも三面扱い)の週刊朝日連載中止、朝日新聞 社としての実質謝罪記事となる。 そう、この期に及んでも「朝日新聞出版」は間違ったことをしたので謝罪したと報じるも、自分達朝日新聞社は間違ったことを していない、あくまでも子会社がやらかした不始末だから「深刻に受け止めています。」で終わり。誰に対して? 朝日新聞は、購読者である大阪市民に対し、「購読者に対する説明、報道責任」を果たしていると言えるのか、朝日の記事だけ 読むと重要な事実が抜け落ちていることが判らない。問題点が報じられていないからだ。今回の週刊朝日記事に対する朝日の報 道は完全に、大阪市民である当事者、朝日新聞の購読者への説明と報道責任が抜け落ちると言う読者への背信行為となっている。 それは当然に、二つ目の背信行為に結びついていく。二つ目の背信行為「報道機関として有るべき報道姿勢の喪失」だ。 【報道機関として有るべき報道姿勢の喪失】 週刊朝日のこの記事「ハシシタ 奴の本性」は掲載時点から、人権侵害記事であることが明らかなものだった。西日本、関西の 人間なら、学校や、企業の場で人権教育を受けており、個人の意識はともかく「差別」とは何か、「差別」すなわち人権侵害と 一様に理解しているからだ。 大阪府人権協会のサイトには、同和問題についての理解と啓蒙、具体的な実例として「差別落書き」その類例の「図書への落書き」 が挙っている。同様な実例や類型を知っているから、全てとは言わないが、西日本、関西の人間は差別の具体化したものが何か、 橋下氏が言う「特定地域を指して被差別部落地域と出すこと」とか「血脈主義によって人格や人間性を否定すること」それは放置や 容認無視や無関心を装うならば、その ものが差別であるばかりか、差別の拡散や再生産を促すものとなることを理解している。 当然に記者会見で糾弾された朝日新聞記者は承知している。だから彼らは、 「個人的にそういうことを肯定しているということはない。」 と答えている。 ところが朝日新聞は、彼等記者個人にも悖る報道姿勢に終始する。朝日新聞社が、 「当社は、差別や偏見などの人権侵害をなくす報道姿勢を貫いています。」 ならば、 「朝日新聞と朝日新聞出版とは別会社で編集には関与していない」 のだから、明らかに差別文書である週刊朝日を、報道として批判できるはずではなかろうか。 ところが実際には、週刊朝日10月16日発売日から10月20日朝刊の記事まで、 「当社は、差別や偏見などの人権侵害をなくす報道姿勢」 など微塵もなく、週刊朝日は別会社、当社は関与しないので差別報道をしようが何しようが知りません、と言う態度で朝日新聞出版 の差別や偏見などの人権侵害の拡散に実質加担していたと言わざるを得ない。 事実大阪本社の掲示板には「ハシシタ 奴の本性」とどぎつく書かれた週刊朝日10月26日号の広告が19日まで貼られていた。 再掲するが、10月18日記事では累が朝日新聞社に及ばないよう、朝日新聞出版の管理部長なる人物を防波堤にして逃げ回って いる。 朝日新聞社が「差別や偏見などの人権侵害をなくす報道姿勢を貫いて」いるのなら、この記事の見出しは、 週刊朝日「ハシシタ …」は人権侵害 上記した大阪府人権協会のサイトの事例集を見れば一目瞭然であり、有るのか無いのか判らないが、朝日新聞大阪本社の中に 人権啓発を担当する部局があるならば、これが重大な人権侵害であると、まず判断はつく。報道機関ならば、他者の編集権は 尊重しつつも、当然に批判報道をなすべきではないのか。すなわち、これを、「報道機関として有るべき報道姿勢の喪失」と 言わずに何と言うべきなのだろうか。大阪市民の購読者に限らず、すべての言論人への背信行為といわずに何と言うべきなの だろうか。 タイトルを「同企連へようこそ」とした、「同企連」とは同和・人権問題企業連絡会の略称だ。部落差別図書「地名総鑑」 を購入していた企業が、当時の解放同盟などから指弾され糾弾を受け、反省した上で差別の解消、差別の拡散や再生産の阻止 排除に取り組もうとして、組織されたものだ。現実には企業内外から疎まれたり、煙たがられたり、その性格にも疑義が挟ま れたりが無い訳ではないが、基本的には企業内外での部落差別、人権侵害の解消、排除に取り組んでいて、参加企業自体も その姿勢を明確にし、啓蒙、教育活動に取り組んでいる。つまり、参加企業の役職員であれば、会社の意向を確認するまでも 無く、上記のような差別事例は人権侵害であり会社は絶対にこれに組しないと明言し、公に批判できるし、出来なければなら ないほどの、教育を受けていることになっている。 橋下氏もずるいところだけれども、朝日新聞に対して、助け舟、落とし処として水を向けている。 橋下氏 「週刊朝日が別媒体というなら、言論人として評価してください。」 朝日新聞が、もし当初より「差別や偏見などの人権侵害をなくす報道姿勢を貫いています。」ならば、「言論人として」と言われた ならば、躊躇なく「朝日新聞社はその様なことを容認しません。報道として取材した上で、週刊朝日にその様な行為があったなら紙 面で批判し是正を求めます。」と言えるだろうと水を向けている。 しかし、朝日新聞記者の答えは違っていた。会社の姿勢も違っていた。 「本社深刻に受け止め」(10月20日大阪版朝刊34面)では、なお橋下氏が言う 「今後どういう姿勢で、週刊朝日に臨むのか、そのあたりの考えをお聞きしない限りは、血脈主義、部落差別を認 める一定の団体だと、そう認識せざるをえず、質問には答えない。」 朝日新聞社自身が自社の報道姿勢をどう考えるのかも含めて、 ここに問われている。 会社として、そして役職員について、徹底した人権意識の啓蒙が必要と思われる、朝日新聞社、朝日新聞出版に同企連への参加 をお勧めする所以である。同企連の中でも大阪同和・人権問題企業連絡会は行政とも連携して活発な活動体として知られている。 橋下氏の身近である朝日新聞大阪本社より参加されてはいかがだろう。寡聞に付き、既にオブザーバー等を含め参加しておられるの であれば何をか況やであるが。 OP:2012.10.22